
夕刻の凍える空気が、空を淡い水色からピンク色までのでグラデーションに彩り、
高いビル群の、数百の窓を沈みゆく太陽が染める…
大好きな冬景色です!
みなさん、いかがお過ごしですか?
今年のニューヨークの冬は寒い。
冬がポカポカであるより、わたしは寒い冬にホッとします。
冬らしいからかな?
2つのドーシャ
プラクルティドーシャとヴィクルティドーシャ

わたしたちはそれぞれ生まれ持った「ドーシャの傾向」があり、それは死ぬまで変わりません。たとえば、「火の要素と水の要素を多く持って生まれたので、あなたのドーシャはピッタです」という場合のこれをプラクリティドーシャと呼びます。(ピッタプラクルティの方は敏感肌、軟便気味、カラダの熱を感じやすい、白黒つけたい、なんてことが多いかな?)
そして、季節や生活、環境や食べ物などの影響を受けて変化を見せるドーシャ、たとえば「この一週間でヨーロッパからアジアまで2回も往復したので空と風要素が増えちゃって、ヴァータドーシャが爆上がりだよ」、という状態のドーシャをヴィクリティドーシャと呼びます。(ヴァータ増の時には睡眠や排便、関節の動き、集中力などに支障が現れやすいです)
ここ、ちょっとややこしいのですが、
上馬場先生の解説がすごかった!
日本アーユルヴェーダ協会の会長上馬場和夫先生は、
プラクルティドーシャを「体質」
ヴィクルティドーシャを「体調」
と呼んで(読んで?)くださったのです!
なので皆さん、アーユルヴェーダの叡智で「自分を最大限に活かして生きる」時、自分のプラクルティドーシャ/体質を必ず念頭におきながら、ヴィクルティドーシャ/体調を見極めていきましょう!そして上手にありがたく、叡智を日常に使っていきましょう!
冬に起こりがちなインバランス症状の予防に。

どんなドーシャの人でも、冬の間はその人の「ヴァータ/カファエネルギー」が増えます。ヴァータとカファの共通点は「冷たい」です。体を温めてくれる食材、色、ジュエリーや精油、もちろん重いオイルでのアビヤンガやシロダーラなどで、ヴァータ/カファインバランスを予防しましょう!ここでは冬におススメの食品などをご紹介します。
暖かく、しっとりペットリした舌触りのもの | 柔らかいもの。甘味、酸味、塩味の効いたもの | 多めの水で調理したスープやシチュー、穀類。しっかりと火を通したもの |
さつまいも 根菜 かぼちゃ 海藻類 | ケール アーティチョーク バナナ デーツ | マンゴー グレープフルーツ レモン フィグ パパイヤ |
シナモン ジンジャー クミン 塩 胡椒 チリ | ごま油 酢 メープルシロップ 蜂蜜 モラセス ギー | レンティル たまご 肉 |
そして、冬の間は摂取量を考えた方がいいもの
堅いもの、冷たいもの、苦味、収斂味 ドライ、クランチ、生もの、冷たいもの、冷たい乳製品、季節外れの野菜や果物 |
ああ、ほんとにmake sense‼️
いつもずっとありがとう、アーユルヴェーダの叡智♡

今月も満月ウィークがやってまいります!
今月の満月ウィークは、13、14、15、16、17の5日間!
アーユルヴェーダに満月の浄化エナジーが加わったトリートメント、ぜひご自身の心身で体験してみてください。満月ウィークの担当はゆーこです。
今現在、13日と17日は満席です。

おまけ
昨年より週に一度のアイアンガーヨガクラスにわたしと一緒に通うようになった夫のK。健康管理のため、今週はヨガクラス後に、久しぶりにナイナ先生のカウンセリングを受けました。
脈診の結果、
「シャタバリとトリファラを20日間摂って、また脈を見せにきてちょうだい」
でした。
ええ!?シャタバリ!?
「100人の夫を持つ」という別名を持ち、
「女性への万能薬」と呼ばれる、
あの有名な女性の味方、シャタバリ?
56歳の男性がそれを処方されたその理由はというと!?
脂肪肝が疑われる、
尿酸値が高い、
ホルモンインバランス、
甲状腺インバランス、
コレステロール値が高い、
胆嚢の働きも気になる…
肌荒れが気になる…
などなど。
なので、まずは肝機能を回復させるべくシャタバリとトリファラだそうです。
でもトリファラは、それでなくてもゆるいお腹(もちろん先生はそこもお見通しです)をもっとゆるくする可能性があるので、まずは3日間摂ってみて、様子を教えてくださいと。
そして今2日目。
驚くことに、Kのお腹は緩くならずに大人しくいますっ!(わたしはインドで便秘になった時にトリファラを取るように言われ、速攻で効いたんだけどっ?!)
やっぱりね、診てもらってよかった。
定期的なチェックをしてもらいたいものです。
アーユルヴェーダは予防医学ですもの。
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